今回は、
●読み書き困難の病院受診をどう本人に伝えたか
●読み書き困難を本人と姉兄にどう伝えたか
のお話です。
読み書き困難が疑われたとき、
母親である私は病院に受診に行くことに
一切迷いはありませんでした。
担任の先生に情報を教えて頂いたときに即決。
受診を即決したものの、
次男にどう伝えるか。
とても悩みました。
健康優良児なので、
病院自体にあまり行ったことがない次男。
どんなことが得意か調べてもらうために
ちょっと病院に行ってみよう。
痛いこととかはしないから大丈夫だよ。
という感じで伝えたと思います。
とにかく「大丈夫だから」を強調していた気がします(笑)
私も詳しいことが分からなかったので、
はっきりしたことが言えないまま。
ふわふわしながら受診しました。
何度か受診していたある日、
と次男が言いました。
病気じゃないよ!
次男はずっと小さな胸を痛めていたようでした。
それに気付いて、つらかった、、、
長女と長男も、
次男は病気じゃないのになんで病院に行っているのか。
なんで学校から帰ってきてお留守番しないといけないのか。
(通院に車で片道40分強かかることもあり、おばあちゃんの家でお留守番してもらっていました)
色々抱えていました。
まだこの頃は私自身も落とし込めておらず、
どう説明すればいいのか。
でも、
3人の自己肯定感を下げることだけはしたくなかった。
だから、あの時の私が伝えられることを素直に伝えました。
長女と長男も苦手なことがあるでしょ?
次男はその「苦手なこと」がたまたま読んだり書いたりすることなんだよ。
だから病気じゃないんだよ。
でも、苦手が少しでも出来るようになるために、
トレーニングの方法を教えてもらうために、
今、病院に行ってるんだよ。
3人はそれぞれ、理解してくれました。
でも、頭で理解できても、
感情はなかなかついていかない。
読み書き困難が分かってまもなく2年ですが、
今でも、
それぞれ感情がついていかないことがあります。
めちゃ大変です(笑)
そんなとき、
今は言葉で理屈を説明することはあまりしません。
そんなときこそ、「黙って抱っこ」をしています。
こんな風に伝えたことが正解かどうかは分かりません。
でも、あれこれ頭で考えすぎずに、
素直に伝えられたことは良かったかなと思っています。
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